商品について
日本初のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の誕生秘話と知られざる男たちの物語
【作品内容】
2013年秋、ついに走り出した日本初のクルーズトレイン「ななつ星」。取材は、この「ななつ星」という名前すらなかった、約1年半前から始まった。
JR九州が突き詰めたのは、旅のあり方そのもの。豪華列車に生きる、日本を代表する職人技。
九州各地を巡り出会う、その土地だから味わえる究極の食とやすらぎと、悠久の歴史。これらを3泊4日、
最高70万円のパッケージに昇華させるプロジェクト…。それはまさに、「奇跡の旅」の誕生だった。
これまでも、さまざまな企画にリーダーシップを発揮してきた唐池恒二JR九州社長だが、ななつ星プロジェクトに関してはこれまで以上に妥協なし。
JR九州の代表的な特急列車のデザインのほとんどを手がけ、個性的な車両デザインを作り上げてきた水戸岡鋭治氏も、
30億円をかける列車のデザインに頭を悩ませ、「自信がない」とくりかえす。それが完成したとき…水戸岡氏は男泣きした。
夢の超豪華寝台列車にかけた者たちの汗と涙は、どんな「奇跡の旅」を生み出したのか。誰も知らない「ななつ星」の全てが、ここに描かれる。
※ 本編は2014年1月12日、BSフジで放送された番組を再編集したもので、出演者の肩書き・役職名は放送当時のものです。
【収録内容】
≪列車嫌いの唐池社長の破天荒≫
列車嫌いの唐池社長の独創的なアイデアは、これまでも数々のファンを驚かせてきた。
唐池社長の哲学である妥協知らずの完璧主義、お客様至上主義。
そんな社長ならではの無理難題に皆が顔を曇らせる中、社長は「お客様からみたらこれがベスト」。
≪デザイナー 水戸岡鋭治≫
わがままな唐池社長とこれまで数々の“有り得ない”列車を作ってきた、水戸岡デザイナー。
しかし今回ばかりは、今までにないプレッシャーがのしかかる。最初にしたためたデザインは、近未来な列車。
デザインとは何か。苦しみ自問自答する1年半。しかし…。
≪人間国宝の苦悩≫
人間国宝第14代柿右衛門が、ななつ星のためにがんと闘いながら完成させたのは、七角形の洗面台。これが彼の遺作となった。
襲名30年の節目に自分を打ち破りたいという強烈な向上心が完成させた、最高傑作とは。
≪職人技の結集≫
見えない部分まで磨き上げられた塗装。皇室御用達家具職人による家具。およそ列車とは思えないしつらえの一部始終を公開!
超人気豪華列車のこだわりポイントを、隅々まで紹介する。
≪サービスとは何か≫
サービスも前人未到のレベルにするべく集められたのは、一流ホテルのコンシェルジュ、航空会社のファーストクラスアテンダントたち。
しかし、研修の道は険しかった。やることは膨大で、習得が追いつかない。
直前のリハーサルでのあまりの未完成ぶりに、責任者から怒号が飛ぶ。
※ジャケットはデザイナー水戸岡鋭治による描き下ろしイラスト。
※[本編+特典映像]BD1枚、[本編+特典映像]DVD1枚 計2枚組
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)フジテレビジョン
本編96分+特典14分/Blu-ray+DVD/描き下ろしジャケット/映像特典収録/放送日:2014年1月12日 BSフジ