商品について
アメリカを代表する音楽プロデューサー クインシー・ジョーンズとAKGがコラボレーション!AKGクインシー・ジョーンズ・シグネチャー・ラインの登場です。
◆リファレンスと呼ぶに相応しい最高峰の音質
AKG リファレンスヘッドホン「K701」をベースに、オープンエアならではのナチュラルかつ、より洗練されたサウンドで音楽をお楽しみいただけます。
◆Two-layer(二層)ダイヤフラム
1つの層がダイアフラムの動きを最適化し、もう1 つの層がダイアフラムの不要な動きをダンピングすることで、入力信号に対し正確なレスポンスと低歪みを実現。
◆バリモーションシステム
ダイアフラムを重低域から超高域までを再生するサウンド・ゾーンと、このサウンド・ゾーンの動きを支えるムーブメント・ゾーンの2つの部分で構成。それぞれに最適な厚みを持たせることで、よりスムーズな動作を実現。
◆快適な装着感を実現
人間工学を考慮してデザインされた“3D-Form”イヤパッドを装備。セルフアジャスト機能付き本革製ヘッドバンドと併せて、長時間のリスニングでも聴き疲れしません。
iBasso Audio「HDP-R10」と接続して試聴を行ったが、レヴァイン指揮/シカゴ交響楽団『惑星』〜「木星」(CDリッピング:44.1kHz/16bit・WAV)では管弦楽器はきめ細やかでハーモニーは緻密に展開。ティンパニの皮のハリも良く、ボディの響きも適度にダンピングが効いている。低域は程よく膨らみ、バランス良く融合。余韻の階調も細やかで奥行き感もナチュラルだ。
ハイレゾ音源として『Pure2-Ultimate Cool Japan Jazz-』〜「届かない恋」「夢であるように」(192kHz/24bit・WAV)も聴いてみたが、カウントから臨場感があふれ、ホーンやシンバルはクリアでディティール細やかに描かれる。厚みや定位感もリアルで、ウッドベースやキックドラムは引き締まり良く、輪郭もくっきり。ピアノの存在もリアルでキレ良く余韻はクリア。アンビエントは自然な浮き上がりで響き良く拡散してゆく。ギターのクリーントーンもふくよかに響き、爪弾きのエッジもくっきりとしている。一方ボーカルは鮮度良く浮き立ち、ボトムも肉付きナチュラルで瑞々しくしなやかなタッチでまとめられている。リヴァーブの有機的な響きも見事で空間性を緻密に表現してくれる。
文:岩井 喬
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。