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開業100周年を迎えた北陸本線 急行時代を彷彿とさせる475系での旅
秋の日、直江津を発車した普通列車は金沢総合車両所運用検修センターに所属する475系A21編成。
駅間の走りはかつて急行形として登場し颯爽と駆け抜けた経緯を忘れていないかのように俊足だ。
風光明媚な北陸本線だが、2015年春に予定されている北陸新幹線の開業時には直江津〜富山は市振駅を境として、
えちごトキめき鉄道と、あいの風とやま鉄道として第三セクター化される予定。転換の際、475系を含む旧型車については全車廃車が濃厚だ。
直江津から浦本までの大半は、かつての単線非電化時代の路線を廃止し複線電化の新線に切り替えた区間。
旧線跡や頸城トンネル内にある筒石駅など興味深い。交直セクションを通過して交流区間に入り、北陸新幹線の高架橋が寄り添えば糸魚川駅、
大糸線の分岐を見る。親不知の海岸を抜けると新潟県から富山県に入る。車窓には雄大な日本海が広がる。
泊からは扇状地の田園風景となり立山連峰から流れ出す川を次々に渡る。特急はくたかなどとすれ違い、
魚津から滑川までは富山地方鉄道本線と並行する。常願寺川を渡り東富山で進行方向を南に向ければ新幹線開業に向けて工事が進む富山駅に到着する。
■撮影日
2013年10月23日曇り
■乗車区間
北陸本線直江津〜富山
■列車番号
546M直江津発10:41富山着12:34
■車両形式
475系交直流電車A21編成
■乗車車両
←富山クハ455-57(カメラ設置)・モハ474-48・クモハ475-48直江津→
【映像特典】
北陸本線の列車たち
※音声・映像を修正している箇所があります。
※車内放送に聞き取りづらい箇所があります。
映像特典収録/同時発売DVDはDW-4761