商品について
ゼンハイザーに新登場したオンイヤー型ヘッドフォン URBANITE(アーバナイト)。
ゼンハイザーに新登場したオンイヤー型ヘッドフォン URBANITE(アーバナイト)。
個性のあるデザインかつ低音豊かなバランスの良いサウンド。クラブミュージックをはじめ、多くの音楽で今までにない高音質を体験することができます。
妥協なき製品作りのこだわりは高音質はもちろん、フォーダブルデザイン(折りたたみ式デザイン)など随所にあらわれています。
耐久性にも優れています。スライダー部分には高品質ステンレススチール素材やアルミニウムをを使用し、長く楽しんで頂けるようにいたしました。
iモデル:Apple iOS向け
Gモデル:Samsung Galaxy デバイス(他タブレット、スマートフォン)向け
色はBlack / Denim (デニム)/ Sand(サンド)/ Plum(プラム)/ Nation(ネーション)の5色からお選び頂けます(GシリーズはBlack / Denimの2色展開)。
いつでも、どこへでも。好きな音楽を存分に楽しめる新シリーズの登場です。
ナチュラルな音色と、シンプルなデザインが調和したMOMENTUMで大きな成功を遂げたゼンハイザーから、カジュアルな佇まいの新シリーズ「URBANITE」が登場した。そのオンイヤータイプである。
カラーバリエーションはブラック、デニム、サンド、プラム、ネーションの5色を用意。ハウジングをヘッドバンド先端の開口部にマウントし、スライドさせることで装着感を調整するというユニークな構造を採用している。
ブライアン・フェリーの『アヴォンモア』のハイレゾ(44.1kHz/24ビット)を聴く(プレーヤーはアステル&ケルンのAK120IIを使用)。
ヘッドホンから溢れて来たのは、どっしりとした低域だ。勢いがあって、ベースやドラムスが音楽を下支えしているような印象だ。また、フェリーのボーカルの、ややかすれた部分までを描き出す。エレキギターを中心としたバンドサウンドも密度感が高く、音像がぶれない。
オンイヤータイプで重要なのは側圧のかかり具合とヘッドバンドの支持方法、さらにイヤパッドのフィット感である。ボディを小型、軽量にできる反面、耳の上に乗せる方式であるがゆえ、頭との設置面積が狭くなる。その点、本機は側圧も程よく、ヘッドバンドも太めで重量バランスも取れている。
それにイヤーパッドは低反撥ウレタンフォームとベロア調の素材で耳の凹凸に沿い、肌あたりも格別だ。
伊藤ゴロー&ジャキス・モレレンバウムの『ランデヴー・イン・トーキョー』(192kHz/24ビット)を再生すると、やはり低域に特徴がある。とはいってもクセがあるわけではない。ウッドベースやチェロの深みや厚みがこってりと響く。落ち着きのある、大人のサウンドだ。
文:中林直樹
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。