商品について
江戸城不戦開城。時代の終わりに、語らずして、男は何を語るのか。
■ 巨匠・浅田次郎による日本経済新聞連載の時代小説をドラマ化!
江戸城不戦開城の史実をベースに、時代の波に取り残されそうになりながらも、
自らの信義を通し一切口を利かぬまま江戸城内に居座り続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛と、
官軍側に付いた尾張藩から遣わされ六兵衛排除の任を負ってしまった下級藩士・加倉井隼人との交情を熱く描く。
■ 吉川晃司と上地雄輔ら豪華競演陣にも注目!
全編無言!?所作だけで武士の魂を表現する超難役に、吉川晃司が挑む!
反対に2人分の膨大なセリフ量を背負い、バッテリーを組むのは上地雄輔!
芦名星、寺島進、竹内力、若村麻由美、伊武雅刀、田中泯という豪華キャストが脇を固める。
■ 熱き実力派スタッフによる本格時代劇!
監督は映画『神様はバリにいる』『ボックス!』など数ーの熱い男のロマンを写し取ってきた李闘士男、
脚本は「新参者」の牧野圭祐が担当。
【あらすじ】
慶応4年、幕府と新政府の談判が成り、江戸城は不戦開城と決した。
官軍側で気弱な尾張の下級藩士・加倉井隼人(上地雄輔)は、城の引き渡しを支障なく進めるための先遣として、城内に検分に入る。
しかし、困ったことにただひとり、てこでも動かぬ旗本がいた。
彼の名は的矢六兵衛(吉川晃司)。将軍直属の警護隊・御書院番の番士だった。
六兵衛は黙って正座したままで、動くのはほぼ用を足すときだけ。
勝海舟(寺島進)と西郷隆盛(竹内力)の約束により、城内での悶着は厳禁。つまり、力ずくでは六兵衛を退去させられない。
居座りの意図を探る加倉井は、この六兵衛は本物ではなく六兵衛の名をかたる偽者だと知る。ますます混乱する加倉井ら。
だが、しばらく時を過ごすうちに、古式ゆかしい貫禄でたたずむ六兵衛に対し、加倉井の胸裏には得体の知れぬ共感が湧いてくる。
果たして六兵衛の居座りの理由とは。そして、天皇入城が迫る中、加倉井はどう手を打つのか。
【収録話】
6話収録
【特典映像】
■ Making of 黒書院の六兵衛
■ スポット集 (予定)
(C) 2018 WOWOW INC.