商品について
『君の名前で僕を呼んで』『ビューティフル・ボーイ』ティモシー・シャラメ最新作 気鋭の映画製作スタジオA24が贈る 甘く、切なく、美しく、スリリングなひと夏の青春
【ストーリー】
1991年は、激動の年だった。
湾岸戦争が始まり、フレディ・マーキュリーはエイズで逝った。
これは、アメリカ東海岸に位置する美しい海辺の町に記録的な猛暑が訪れた夏、
この町の“伝説“となったダニエル・ミドルトンの物語だ。
6月。夏のケープコッドには、大きく分けて二種類の人々がいる。
“サマー・バード”と呼ばれる都会からバカンスを過ごすために来た金持ちの観光客と貧乏な地元民だ。
だが、ダニエルは、そのどちらでもなかった。
この町で育ったわけでもなく、富裕層の子息でもない。彼のような立場は、肩身が狭く、居場所がない。
高校を卒業したばかりのダニエルは、少し前に仲の良かった父親を亡くしたばかりだった。
喪失感から抜け出せないまま、部屋に籠りっきりの息子を見かねた母親が、
ケープコッドに住む叔母のところに大学が始まる9月までの3ヶ月間、気分転換を兼ねて送り込んだのだ。
ダニエルは、ある日、ハンター・ストロベリー(アレックス・ロー)と出会う。地元では有名なワルで危険な男だ。
高校は退学させられ、大麻のディーラーとして稼いでいた。キレやすい性格で人を殺したという噂もあった。
けれど、孤独なダニエルと一匹狼のハンターはなぜか意気投合した。
ふたりで時間を過ごすうちに、ダニエルはハンターにたのみ込み、一緒に大麻を売りさばき始める。
機転の利くダニエルが加わったことでビジネスは上手く回り始めた。
勢いづいたダニエルは町の外にまでそのテリトリーを拡大させていくが、
そんな彼にハンターは危険を感じ始めていた。
ダニエルは、ある日偶然、町一番の美人のマッケイラ(マイカ・モンロー)と出会い、恋に落ちる。
しかし、マッケイラの兄が、じつはハンターだったのだー大切な妹に手を出すな、と告げられてしまう。
それでも彼女への気持ちを抑えきれないダニエルは、ハンターには内緒で付き合い始める。
初めての恋は、父を失った哀しみを癒し、ダニエルは徐々に自分を取り戻していくのだがーーー。
8月。ケープコッドに最大級のハリケーンが迫る日、ダニエルの人生は決定的に変わろうとしていた……。
【映像特典】
メイキング
(C)2017 IMPERATIVE DISTRIBUTION, LLC. All rights reserved.