商品について
大人気・音楽朗読劇「MARS RED」がTVアニメ化!
【イントロダクション】
ちょいと旦那、ヴァンパイアってやつをご存知で?
そう、人の生き血をすすり、夜の帳に生きる化け物さ。
おっと、コウモリに化けるってのは小説の与太話ってやつでね。
本当のヴァンパイアってやつは姿形を変えることなんざ、しやしない。
それどころか、彼らは弱い。
太陽の光を浴びれば焼かれて灰になっちまう。
犬より敏感な聴覚と嗅覚は文明開花の喧騒に耐えられない。
そして水に溺れて死んじまう。
でも連中が一番怯えちまっているものがなにか知ってるかい?
戸籍さ。
戸籍のせいで、永遠に年を取ることのないヴァンパイアは、ひとつところに留まることを許されない。
悪い噂でも立てば、昼間のうちに踏み込まれ、あっという間にお天道様の下に連れ出されて灰にされちまう。
一巻の終わりってやつさ。
……かわいそうな連中なんだよ、ヴァンパイアはさ。
元は普通の人間だ。
懸命に人間らしく生きようとしてる。
だから少しばかりそいつらの手助けをしてやってもいいんじゃないかな?
陸軍に零機関ってヴァンパイアの部隊がある。
あの兄さんたちなら、ヴァンパイアを人間らしく扱ってくれるんじゃないかな?
なんでこんなことを知ってるかって?
この天満屋慎之介はヴァンパイアのための口入れ屋だからね。
今後もご贔屓に、ヴァンパイアの旦那。
【ストーリー】
大正十二年、夜の東京に現れた「吸血鬼」たち。
古の時代からこの世界に隠れ住み、
闇に紛れて人の生き血をすする彼らを
勧誘または捕縛のため陸軍内部にヴァンパイアを中心に創設されたのが
第十六特務隊、通称『零機関』。
前田義信(CV: 諏訪部順一)、栗栖秀太郎(CV:畠中祐)、山上徳一(CV:山寺宏一)、
スワ(CV:鈴村健一)、タケウチ(CV:石田彰)たちは、中島宗之助中将(CV:家中宏)に率いられ、
今宵も彷徨える吸血鬼と対峙するのだった・・・。
【収録内容】
#1〜#6
【封入特典】
■ キャラクター原案・唐々煙描き下ろし収納BOX&レーベル
■ オリジナルサウンドトラックCD
■ 特製ブックレット/#1シナリオ決定稿
【特典映像】
■ 超!先行上映会イベント映像
■ #1ノンクレジットOP
(c) 藤沢文翁/SIGNAL.MD/MARS RED製作委員会