【外付け特典】
描き下ろしB2Wスエードタペストリー
【ストーリー】
【綺星】
「せめて……友達の一人くらいできますように。
そっ、それ以前に、まともにクラスの人たちと会話できますように」
とある神社にて、両手を合わせてブツブツ呟きながら祈願する一人の女学生――園生綺星(そのう・きらら)。
彼女には、陰気な容姿や人見知りで根暗な性格が災いして
クラスに馴染めていないという深刻な悩みがあった。
精神的なストレスは溜まるばかりで、解消のためのオナニーの頻度は多くなる一方。
通販で買った淫具だけでは満足できず、
「本物チンポを挿れられたらどんな感じなんだろう?」と元より強かった性的関心や妄想をさらに膨らませてしまう始末だった。
そんな鬱屈した思いを抱えていながらも、
心の奥底ではキラキラと充実した学生生活を送る事を諦め切れない。
自分が変われば、自分に自信が付けば状況は変わるかもしれない。
だが、人はそう簡単には変われず、勇気が持てなかった彼女は神様に縋るしかなかった。
祈願が済み、帰ったら日課のオナニーに耽ろうかと思っていた中、
彼女は近くの森から女性の艶めかしい声を耳にする。
声のする方へ恐る恐る近づいていくと嬌声は鮮明になっていき、
木の幹から隠れて覗いてみると、綺星の視線の先には若い男女の学生が野外セックスに及んでいるではないか!
【綺星】
(早く立ち去らないと!覗き見なんてダメなのに……)
情事を目撃し、ケダモノじみた荒々しいセックスから目を離せない綺星。
背後からチンポに突かれて気持ち良く悦ぶ女――ギャルの姿を眺めていると、
彼女の下腹部は卑しい熱を持ちはじめてしまう。
頭では悪いことだと分かっていながらも、
淫靡な光景を前に興奮を抑え切れなかった綺星の手が勝手に伸びたのは己の股間。
鬱屈した日々を送っている自分とは対照的に生き生きとした姿に羨望と嫉妬の感情を抱きながら、
綺星は声を抑えながらオナニーを続け、女の絶頂と同時に達してしまうのだった。
そして、事後。絶頂の余韻でへたり込む綺星の目に飛び込んできたのは予想だにしなかった光景。
男と別れて一人になった女は髪を掴むと、髪――ウィッグを取り、
現れたのは清楚で艶やかな黒髪。
何とギャルの正体は、綺星が憧れるクラスメイトの天宮光莉(あまみや・ひかり)だったのだ!
【綺星】
(どうして天宮さんが!?一番エッチなこととは縁がなさそうなのに)
【光莉】
「こそこそしていないで出てきたらどうかしら、園生さん」
セックス時から覗き見しながらオナニーしていた綺星の存在に気付いていた光莉の一声は、
混乱を極める綺星に悲鳴を上げさせるには十分だった。
【光莉】
「そんなにオナニーが気持ち良かったの?」
【綺星】
「すっ、すみません……勝手に覗くつもりはなかったんです。
ダメだって分かっていたんですけど、でも体が熱くなってきて手が勝手に。
それで夢中になって……本当にすみません!ゆっ、許してください!」
観念した綺星は光莉の前に出てきて、覗き見していたことを土下座せんばかりの勢いで謝罪する。
だが、光莉の口から出た言葉は許しでも糾弾でもなく、
セックスに興味があるのかという問いかけだった。
頭が混乱したままの綺星はその問いに愚直に答えてしまい、
元より性的関心が強いと自負していること、日々の不満からオナニーばかりしていること、
そして不満の原因である人見知りで陰キャな自分を変えて人並みの青春を送ってみたいと思っていることまでを赤裸々に白状してしまう。
【光莉】
「それじゃあ、一緒にビッチ活動をして、私たちと楽しい青春を送らない?
交流を通して人見知りも克服できるし、女としての自信も付くし、
何より気持ち良くなれるしで一石三鳥よ。どう、一緒に楽しまない?」
【綺星】
「わ、わたしは……」
こうして、光莉に言葉巧みに誘われて、ビッチ活動の世界に足を踏み入れることとなった綺星。
果たして、彼女にはどのような出会いや出来事が待っているのか!?
【スタッフ】
原画:綾瀬水音
シナリオ:闇鍋